「カナダ人」ってそもそも何なのかっていう話
カナダ人の友達ってどうやって作るのか?なんて話を友達としたことがある。
そもそも「カナダ人」って?
おそらく留学に行ってしばらくすると、カナダ人の友達が欲しいなぁと思うんじゃないだろうか。そもそもカナダ人とはなんだろうか?カナダで生まれ育ったらカナダ人?カナダ国籍を取得したらカナダ人?
そんなところを少し考えてみたい。
カナダは移民の国
カナダは移民の国として知られている。
つまり英語を母国語とした人の割合は他国に比べて少ないのである。すなわち、カナダ以外の国で生まれた人と出会う確率が比較的高い。
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以下のリンク先には次のようなことが書いてある。
Statistics Canada reported that in 2016, there were 7,540,830 foreign-born people living in Canada, which accounted for 21.9% of Canada’s population.
In 2016, the provinces with the highest proportions of foreign-born people were Ontario (29.1%), British Columbia (28.3%) and Alberta (21.2%).
- 2016年、カナダの住民のうち、カナダ以外で生まれた人数は7万人を超えた。これはカナダ全体の21.9%である。
- カナダ外生まれの住民の割合が最も高いのはオンタリオ州(トロントのある州)で、29%である。
トロントの住民の3割はカナダの外で生まれているのである。
BBCの調査では50%以上が国外生まれ、という記事を呼んだが、ソースが見当たらなかった。
ちなみに、例え中国で生まれたとしても、幼少期にカナダに両親とともに移り住み、カナダの教育を受けた人は多数いる。友人(カナダ人:中国生まれ)はこれを「バナナ」と表現していた。見た目は黄色だが中身(教育)はホワイト、という意味である。差別的な表現かと思ったがそうでもないらしい。しかし外見に触れることなので触れないほうが無難であろう。
やっぱり白人が良い?
ということで、トロントへの留学を感がている人の中で、英語の上達のためには、やっぱり白人のアメリカアクセントがある人と友達になりたいなぁ…なんて思っている人は考えを改めたほうが良い。彼らと出会えないことはないが、確率が減るというだけの話である。どうしてもアメリカアクセント持ち白人に囲まれたいというなら、違う国か都市に行ったほうが良いと思う。トロントの北側の、もっと田舎の方には白人が多いらしい。
国外生まれのカナダ人と話していても、英語は英語である。仮に何か文法上ミスがあったとしても、それに気付くレベルの人がどれだけいるだろうか。
彼らは彼らのアクセントはあるが、会話をすることで言い回しやボキャブラリーを増やす練習になる。文句をいうなら彼らレベルの流暢さを身につけてからにするべきだ。
「英語が世界の共通語」なんてことは物心ついた頃から言われてきた。しかし、多くの人は英語が第一言語ではない。それでも英語を共通語として世界は回っているのである。この事実は忘れてはならない。
純粋に白人のイケメンと出会いたい、とかいう女性であれば、Tinderみたいな出会い系をやってみたらどうだろうか。